みなさんへ No.9 −自転車でお花見&心を解放してやること− 2017.03.31

f:id:fujimako0629:20170121152323j:plain

f:id:fujimako0629:20170328210320j:plain

f:id:fujimako0629:20170330214135j:plain

ssage body
> 僕が初めてスポーツサイクルを手にしたのは、アトラスに
> 入社した年なので、もうそーとー昔のことになります(笑)
> 当時まだ日本ではあまり知られていなかったマウンテンバ
> イク(MTB)を購入しました。
> 皆さんご存知だと思いますが、MTBは、名前のごとく舗装
> されていない山道を走るために作られたタイヤの太い自転
> 車です。
> 当時、僕は寝屋川市に住んでいて、MTBが届いたその週末、
> 早起きをして国道1号線をひた走り、会社のある淀屋橋
> で来て、ほとんど休憩なしでそのまま引き返したという思
> い出があります。
> 朝4時半に出発して、7時前には寝屋川の家に到着。帰り
> の残り5キロくらいでスタミナが切れて、ヘトヘトになっ
> て家に着きました。とにかく長く乗っていたかったんです
> ね。なつかしいなぁ。
> それから僕の傍らには常に自転車があります。若いころに
> は草レースにも参加していました。
>
> 寝屋川から神戸に引っ越し、32歳の時に今住んでいる東
> 灘区に引っ越してから、僕の自転車に乗る目的が大きく変
> わりました。
> ダイエットのためです。
> 当時の僕は横にも前後にも結構大きくて(チビだけど)、体
> 重は約80キロ。引っ越しをきっかけに2台目のMTBを購
> 入して、僕はダイエットをしました。
>
> 当時から神戸市の一番東側、芦屋市との境に住んでいます。
> 海まで自転車で約5分、芦屋の浜周辺とすぐ東隣の西宮の
> 浜周辺、そして少し西にある六甲アイランド、この辺りは
> 信号が少なく、車も少なくて景色も最高、自転車に乗るに
> はもってこいの場所です。そこを15年ひたすら走って、
> 18キロほど体重を減らしました。
> 自転車で有酸素運動ができたおかげです。
>
> 初めてうちにMTBが来た日から、長ーい年月が経ち、今僕
> のところには4台の自転車があります。MTB3台にBMX1台。
> 初めて買ったMTBは今でも現役で、日々の足として活躍し
> てくれています。
> 後の2台は僕のとっておき。十数年前に3台目として買っ
> て大切にしているものと、2年ほど前に自転車屋さんの友
> 人から譲り受けたもの。BMXはダートジャンプ用。60歳
> で、バックフリップを決めるのが夢です。
>
> この時期は1年のうちで一番自転車に乗るのが楽しい季節
> です。
> とてもすがすがしく、春の花が咲く道を、車よりゆっくり
> で歩くより早い絶妙のスピードで走るのは本当に気持ちが
> いいです。
> 週末にお弁当をもって、歩いていくにはちょっと遠い桜並
> 木までお出かけしませんか。
>
> さて、今日ご紹介する本は「帰ってきた日々ごはん①」
> 高山なおみさんのエッセイです。
>
> この本を開くと、高山さんの日常が垣間見えて、そしてニ
> コニコになって、ほんわかさせてくれます。僕にとっての、
> 夜、布団に入って目をつむるまでのお供「安らか睡眠本」
> です。
>
> 最近、夜9時前後に帰れた日には、閉店間際のコープさん
> に寄り、値引きシールが張られた商品を中心に買って帰り、
> 20分ほど台所に立って簡単なお酒のつまみを作ります。
>
> 例えば、オリーブオイルを塗ったクラッカーにチェダーな
> どのナチュラルチーズを乗せ、オーブンで焼くだけ、とか。
> 半額シールが貼られていたお買い得のちくわを見つけた日
> には、フライパンで皮パリパリに炒めて皿に移し、そのパ
> ンにキムチを入れて、隠し味にコンソメブイヨンを半かけ
> ら放り込んで炒めて皿の中で混ぜ合わせた、「ちくキムチ」
> とかね。
>
> 今まで意識してなかったことなのですが、料理に関係する
> 文章を読んでいると、頻繁に、
> 「お惣菜も食器に盛って食べるほうがおいしい」
> 的文章に出会います。
> 今まで、そんなもんかなぁって流して、コンビニのお惣菜
> はそのままつまんでいたのですが、きちんとお皿に取り分
> け、きれいに並べて食べるほうがずっとおいしいってわか
> りました。お箸やカトラリーもその時の気分で使い分けれ
> ばもっとおいしくなると思います。
>
> 仕事でヘトヘトになって、うちに帰ったらお風呂に入って
> バタンキュウって方も多いかもしれません。うんうん、僕
> もつい半年ほど前まではそうでした。
>
> でも、ダイエットもそうだけど、1日1回ココロを解放さ
> せてあげることってとっても大切です。ストレスをためな
> いこと。
> 『1日1食は好きなものを好きなだけ食べていい。その楽
> しみのために、残りの2食はおにぎり一個』
> ダイエットをしていたころの平日はこんな風に過ごしてい
> ました。
> とても忙しい日だったからこそ、明日の準備である睡眠ま
> での少しの時間を、自分らしく過ごすことはとっても大切
> なことです。
>
> 高山なおみさんのエッセイを読んでいると、当たり前の日
> 常に「丁寧」という隠し味が含まれていることがわかりま
> す。
> 自分のためにちょっと丁寧に、毎日の締めくくり時間を過
> ごしてみましょう。
>
> 帰ってきた日々ごはん①
> 高山なおみ:著
> アノニマ・スタジオ(KTC中央出版